伊達政宗の名言・格言集21選
1.
仁に過ぐれば弱くなる。義に過ぐれば固くなる。礼に過ぐれば諂(へつらい)となる。智に過ぐれば嘘を吐く。信に過ぐれば損をする
伊達政宗
2.
まともでない人間の相手をまともにすることはない
※まともでない人間=豊臣秀吉
伊達政宗
3.
物事、小事より大事は発するものなり。油断すべからず
伊達政宗
4.
馳走とは旬の品をさり気なく出し、主人自ら調理して、もてなす事である
伊達政宗
5.
気長く心穏やかにして、よろずに倹約を用い金銀を備ふべし。倹約の仕方は不自由なるを忍ぶにあり、この世に客に来たと思へば何の苦しみもなし
伊達政宗
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6.
朝夕の食事はうまからずとも褒めて食ふべし。元来客の身に成れば好き嫌ひは申されまじ
伊達政宗
7.
今日行くをおくり、子孫兄弟によく挨拶して、娑婆の御暇申すがよし
伊達政宗
8.
大事の義は人に談合せず、一心に究めたるがよし
伊達政宗
9.
人がこの世へ生まれて百万長者も、最後に及んで要する所は、方六尺の穴一つ、戒名を刻んだ石碑一つで、家も、倉も、金も、地所も、妻も、子も、すべてを残して、死出の旅路をただ一人辿る。曾(かつ)て我が者と思ったもの、一として我に伴うはない。我は客人であったのである
伊達政宗
10.
曇りなき 心の月を 先だてて 浮世の闇を 照してぞ行く
※ 辞世の句
伊達政宗
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11.
仮初にも人に振舞候は、料理第一の事なり。何にても、其の主の勝手に入らずば、悪しき料理など出して、差当り虫気などあらば、気遣い千万ならん
伊達政宗
12.
わきて釣りには他念なきものなり。太公望、おもしろがりたるも道理かな。罪も報(おくい)も後の世も忘れはてておもしろやと、げにさもあらずるものを
伊達政宗
13.
勇をたのみにがむしゃらに相手を選ばず戦っている。これは弱冠の者の行為である。強い相手を避け、弱い者を選んで戦い、進退のツボを心得る。これは壮年にならなければ出来ぬことだ
伊達政宗
14.
おのおのの申すことはもっともだが、延引することも時と場合による。今は火急の時だ。わからぬ将来のことを心配しているより、まず目前のことをする
伊達政宗
15.
歴史を読めば、最大の敵は外からは来ない。不平分子が家を亡ぼすのだ
伊達政宗
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16.
時を移さずに行うのが勇将の本望である。早く出立せよ
伊達政宗
17.
料理心のないものは、情けない心の持ち主である
伊達政宗
18.
茶器を割ったのではない。自分の器量の小ささを割ったのだ
伊達政宗
19.
人の上に立つ者の一言は、深き思慮を伴っていなければならない。軽率な発言などもってのほかである
伊達政宗
20.
心に気にかかる物のない時は、心は広く体も安らかである
伊達政宗
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21.
馬上少年過(馬上少年過ぐ)
世平白髪多(世平らかにして白髪多し)
残躯天所赦(残躯天の許すところ)
不楽是如何(楽しまずんばこれ如何せん)
※晩年の漢詩
伊達政宗