西郷隆盛の名言・格言集20選
1.
敬天愛人(けいてんあいじん)
※西郷隆盛の座右の銘。天を敬い人を愛すること。
西郷隆盛
2.
道は天地自然の未知なる故、講学の道は敬天愛人を目的とし、身を修する克己をもって終始せよ。己に勝つ極功は「意なし、必なし、固なし、我なし」と云えり
※『論語』より。意=独断、必=無理強い、固=執着、我=我欲のこと。
西郷隆盛
3.
世のすべての人からけなされても落ち込まず、すべての人から褒められてもうぬぼれるな
西郷隆盛
4.
幾度か辛酸を経て、志始めて堅し。丈夫玉砕して甎全(せんぜん)を恥ず
※甎全・・・何もせず、何かの役に立つでもなく、いたずらに生き長らえること。
西郷隆盛
5.
間違いを改めるとき、自ら間違っていたと気付けばそれでいい。そのことを捨てて、ただちに一歩を踏み出すべし。間違いを悔しく思い、取り繕うと心配することは、たとえば茶碗を割り、その欠けたものを合わせてみるようなもので、意味がないことである
西郷隆盛
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6.
己を尽くして人を咎めず。我が誠の足らざるを常にたずぬるべし。我を愛する心を以って人を愛せ。自己を許すが如く人を許せ。人を責めるが如く自己を責めよ
西郷隆盛
7.
功ある者には禄を与えよ、徳ある者には地位を与えよ
西郷隆盛
8.
徳に勤むる者は、これを求めずして、財自から生ず
西郷隆盛
9.
人を相手にせず、天を相手にせよ。天を相手にして、自分の誠を尽くし、人を咎めたりせず、自分の真心が不足していることを認識すべきなのだ
西郷隆盛
10.
耐雪梅花麗(雪に耐えて梅花麗し)
※梅の花は冬の厳しい雪や寒さに耐え忍ぶからこそ、初春に美しく花を咲かせ、かぐわしい香りを放つ。人生にたとえると、人間は苦難や試練に耐え、それを乗り越えた時に大きく成長できる。
西郷隆盛
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11.
聖人や賢人になろうとする志がなく、昔の人が行った史実をみて、とてもこのようなことは自分にはできないというような心であったら、戦いを前に逃げるよりも、はるかに卑怯なことだ
西郷隆盛
12.
晋どん・・もうここらでよか・・・
※西郷隆盛の最後の言葉。晋どん=薩摩軍の幹部の一人、別府晋介のこと。
西郷隆盛
13.
政(まつりごと)の大体は、文を興し、武を振るい、農を励ますの三つにあり
※西郷隆盛「遺訓集」より
西郷隆盛
14.
急速は事を破り、寧耐(ねいたい)は事を成す
※寧耐・・・心静かに落ちつきはらって、迫りくる困難や苦痛に耐えること。
西郷隆盛
15.
人間の知恵を開発するということは、愛国の心、忠孝の心を開くことなのだ。国に尽くし、家のために勤めるという道が明らかであれば、すべての事業は前進するであろう。
西郷隆盛
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16.
策略は日常的にすることではない。はかりごとをめぐらしてやったことは、あとから見ると善くないことがはっきりしていて、必ず後悔するものである
西郷隆盛
17.
己を利するは私、民を利するは公、公なる者は栄えて、私なる者は亡ぶ
西郷隆盛
18.
断じて行えば鬼神もこれを避ける
西郷隆盛
19.
国民の上に立つ者は、いつも心を慎み、普段の行いを正しくし、驕りや贅沢を戒め、つつましくすることに努め、仕事に励んで人々の手本となり、国民がその仕事ぶりや生活を気の毒に思うくらいでなければ、政府の命令は行われにくい。しかし今、維新創業の大事なときだというのに、家を贅沢にし、衣服をきらびやかにし、美しい妾を囲い、金を蓄えることを考えているならば、維新の理想を達成することはできないであろう。今となっては、戊辰の正義の戦いも、ただ私利私欲を満たすための戦いとなり、世の中の人々に対し、また戦死者に対して面目ないことである
西郷隆盛
20.
人を言いくるめて、陰でこそこそ事を企てる者は、たとえそれがうまくいったとしても、物事を見抜く力のある者から見れば、醜いことこの上もない。人に提言するときは、公平かつ誠実でなければならない。公平でなければ、すぐれた人の心をつかむことはできないものだ
西郷隆盛
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21.
百姓が死んだら、薩摩そんもんがなくなりもす
2018年NHK大河ドラマ『西郷どん』 西郷隆盛(鈴木亮平)
22.
子供は国の宝でごわす
2018年NHK大河ドラマ『西郷どん』 西郷隆盛(鈴木亮平)
23.
斉彬さま、いつまで待てばよろしかとですか。ないをためらっておいででございもすか。ないから逃げていらっしゃっとでございもすか。こん窮状から薩摩を救ってくださお方は、あなた様のほかにおいもはん
2018年NHK大河ドラマ『西郷どん』 西郷隆盛(鈴木亮平)
24.
チェストーー!
2018年NHK大河ドラマ『西郷どん』 西郷隆盛(鈴木亮平)
25.
おいは立派なお侍なんかじゃなか。女子一人救えん・・・やっせんぼじゃ・・・
2018年NHK大河ドラマ『西郷どん』 西郷隆盛(鈴木亮平)
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26.
好きなように生きやんせ
2018年NHK大河ドラマ『西郷どん』 西郷隆盛(鈴木亮平)
27.
武士に二言はございません
2018年NHK大河ドラマ『西郷どん』 西郷隆盛(鈴木亮平)
28.
晦におる者は能く顕を見る。顕に拠る者は晦を見ず
※暗い場所にいる者は、明るいところにいる者をよく見ることができる。けれども、明るいところにいる者は、暗い場所にいる者を見ることができない。
西郷隆盛
29.
人が踏み行うべき道を実践する者が、世間の人がこぞってそしっても決して不満をいわず、世間の人がこぞってほめても自分に満足しないのは、信念が厚いからである
西郷隆盛
30.
世の中で、人からそしられたり誉められたりするといったことは、塵のように儚く消え去ってしまうものである
西郷隆盛
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31.
学問を志す者は、広く学ぶという心がけが必要である。しかし、ただそのことのみに偏ってしまうと、身を修めることがおろそかになっていくから、常に自分に克ち、身を修めることが大事である。広く学び、同時に自分に克ち、男というものは、どんな人でも受け入れるくらいの度量が必要で、人から呑まれてしまってはいけない。古語にも次のようにあろう。物事を成そうとの意気込みを広く持つ者にとって、もっとも憂えるべきことは自分のことをのみはかり、けちで低俗な生活に安んじ、昔の人を手本として、自分からそうなろうと修業をしないことだ
西郷隆盛
32.
命もいらぬ、名もいらぬ、官位も金もいらぬというような人物は処理に困るものである。このような手に負えない人物でなければ、困難を共にして、国家の大業を成し遂げることはできない。しかし、このような人物は普通の人の眼では見抜くことができぬと言われるので、それでは孟子が「仁という広い家に住み、礼という正しい位置に立ち、義という大道を歩む。もし、志を得て用いられたら民と共にその道を行い、志を得ないで用いられなければ、独りでその道を実践する。そういう人は、どんな富や身分もこれを汚すことはできないし、貧しく身分が低いことによって心がくじけることもない。力をもってもこれを屈服させることはできない
西郷隆盛
33.
物事に取り組む際、自分の思慮の浅さを心配することはない。およそ思慮というものは、黙って座り、静かに思いをめぐらしているときにすべきことである。そのようにすれば、有事のときには、十のうち八、九は実行されるものだ
西郷隆盛